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見守ること、成長(2019/10/7)

投稿日 : 2019年10月07日
カテゴリー : コラム
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「みんな(両親)がそこにいるから、そっちに行きたかった。でもこれから発表もしないとならなくて、いけなかった。そうしたらどうしていいかわからなくて、泣いちゃった」
保育園の、2歳クラスの生活発表会で、子は大泣きしてしまった。結局壇上に上がるも、練習した内容は全く披露できずに終わった。
帰ってから理由を「なんで泣いちゃったの?」と聞いた要約の内容である。
3歳(※2歳クラスだが、既に3歳になっていた)なりに状況を理解して、今はこれをやらなければならないから、親の傍にいってはならないとわかっていたことに驚いた。
しかし感情のコントロールまでは当然できておらず、親の傍に行きたいという思いが強くてどうにもならなくなって泣いてしまったようだ。
親への発表の前に近所の老人ホームの人たちを招待して発表をしていたが、そのときは照れがあったとはいえ、全く問題なかったようだ。
このときの親側としては、この子はいつもと違う状況に弱い傾向がある。親がいると強調されてしまうようなので、親が行くときは必ず、しつこく伝えておく。
生活発表会のときは軽くは言ったかもしれないが、しつこくは言っていない。そもそも行くことを伝えていなかったかもしれなかった。
このときから約11か月を経て、先日運動会があった。年少クラスの4歳児で迎えた。親も一緒に登園するので再三「みんなで一緒に行くんだよ。がんばってね。」ということは伝えていた。
しかし親がいると甘えてしまうのか、中々幼児席へ行けず、ぎりぎりまで抱っこをせがんでいた。
何とか頑張ってねと離れてしばらくして、こっそり見に行ったときはおとなしく幼児席に座っていたようだ。
それが、園児入場のときには大泣きになっていた。去年の生活発表会の記憶が蘇った。

―「みんな(両親)がそこにいるから、そっちに行きたかった。でもこれから発表もしないとならなくて、いけなかった。そうしたらどうしていいかわからなくて、泣いちゃった」

恐らく、子の気持ちはこのときと似たようなものだっただろう。
運動会中、ずっと泣きっぱなしになってしまうかと心配だった。あまりに泣いてしまうようだったら、競技以外は傍にいた方がいいのだろうかと考えもした。
しかしそれでは今後、子が困る事態にならないだろうかと二の足を踏んだ。号泣状態が続くようだったら助けようと決めて、内心ハラハラしながら見守った。

―子は競技が進むにつれて泣き止み、後半は笑顔も見られた。
親子競技では大笑いしながら、父親と一緒にゴールできた。
成長したな、と親は感動した。子は自分で乗り越えた。
終わってから、よく頑張ったね、と伝えた。
あのとき、こちらへ来ないからとはいえ、泣いているからと手を差し伸べてしまったら、子は自分で乗り越えることはできなかっただろう。
参加証の先生お手製のメダルをもらって誇らしげだった。
私からも、頑張って乗り越えたメダルを心にあげたい。

そして、最後まで子を見守り抜いた自分にも、メダルをあげたい。

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