ホーム > コラム > 時間軸(2019/10/6)

時間軸(2019/10/6)

投稿日 : 2019年10月06日
カテゴリー : コラム
時間軸(2019/10/6)の画像

「2か月連絡がなかったので、もう連絡はない物と思っていました。連絡が来て正直戸惑っています。」
孫の誕生日に割入ろうとして断られ、怒りと不機嫌になった母に、時経って連絡したときに来たメールの概要だ。
事の仔細はここでは語らないが、「2か月連絡がなかったので戸惑う」という意味が私には全くわからなかった。
2か月連絡がないことなど、女子高生でも恋仲の相手でもあるまいし、大人では「普通」だと思うのだが、どうやら50代半ばの母にとっては違ったらしい。

しかし最近、思い至ったことがある。この感覚の違いは恐らく、その原因は個々人が持つ「時間軸」にあると思う。
子供の頃は一日が過ぎ去っていくのをとても長く感じていた。早く授業終わらないかな、早くお休みにならないかな、早く夏休みにならないかな、夏休みが終わったら今度は冬休みにならないかななどと思ったものだった。
私の場合は大学生になってから時間が過ぎ去るのが早くなり始め、社会人になってから徐々に加速し、幼児2人を育児中の今は爆速で日々が過ぎていく。
冗談ではなく、「気づいたら月末だった」「気づいたら10月始まっていた」状態である。以前はここまで感じたことはなかった。

日々が過ぎ去る感覚は加速してやまない気がする。いつになったら加速をやめ、減速してくれるのだろうか。
私の予想では、日々が過ぎ去る感覚が加速を始めるのは、大方のことを自分で決められるようになる頃からだ。高校生までは親元にいてそれほど裁量もないことが多いため、日々が早く過ぎ去る感覚をあまり持たないのかもしれない。
これが大学生、または就職などで社会に出ると、親がどうこうというから、といったことはかなり減ってくる。アパートを借りて一人暮らしを始めてしまえば猶更だろう。
そのため、社会人になってすべての裁量が自分でできるようになる頃には、時間の流れが加速する。気づいたら半年過ぎていました、などということはよくあることだと思う。

これまでは時間の区切りである軸が一日の中にたくさんあり、その軸を目にすることが多かったから「早く時間が過ぎないかな」と感じる。
年を取ると日々の自由裁量の多忙さから時間の軸がまばらに設置されるようになると思う。一日単位でしかなかったり、はたまた月単位まで軸が存在しないのかもしれない。人によっては年単位かもしれない。
そのせいで、軸に気付いたときには「もうこんな時が過ぎたのか」と感じるのかもしれない、と最近は考えるようになった。

私の時間軸はどんどん加速している。年のせいもあるだろうが、毎日が基本的に楽しいのであっという間なのだ。
減速するときは、きっと祖父母世代になってからだろう。あと30年は先だろう。時間を感じる軸が少し増えるかもしれない。
時の感覚が少し減速してきたころに、現役世代、自分の子世帯の迷惑にならないようにこの時間軸の感覚を覚えておきたいと思う。
時間軸は人によって大きく異なり、また自分の時間軸を相手に圧しつけることはできないのだから。

楽しい物造りを

NaoLight

自分のブログやサイトを、楽しく作ってもらえたら。

プログラムを使って望み通りに、拡張しやすく、自分の思うように。

できたときに、すごく楽しい!と思ったら。

控えめに言って、「最高です」。

NaoLight -NAOT-(なおらいと、なおと、と呼んでください)はそんな思いをカタチにする、WordPressのテーマです。

ご購入はこちらからお願いします(BOOTHへ移動します)。

Nao Light-NAOT-公式サイト